毎年多くの美容室が新規オープンし、それと同じくして姿を消していく理美容業界。
数多くの美容師がしのぎを削ってお客さんの争奪合戦を行っていますよね。
私の顧客様にも個人美容室経営の方は多いですが、皆いままで「経費がかかるし大変だった」と苦労話をされます。
このページを見て下さっている方も「他人事ではないかもな」と思っているのではないでしょうか?
そこで美容室が持つべきホームページと独自の集客について徹底的に解説します!
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2021年の美容室とホームページの本質(ホットペッパー等集客サイトの奴隷から解放されるために)
いつまでも企業の言いなりになりますか?
理美容業界で新規オープンする場合、まず気になるのは「ホットペッパービューティー(以下HPB)」ですよね。
ネットでのシェアがかなり高いため「掲載しなければ存在していないのと同じ」と言われるほど。
しかし、HPBに掲載するとなると掲載料が半端じゃないことをご存知の方も多いはずです。
掲載すればそれなりの集客になる可能性はありますが、掲載料を上回る利益が残るかはまた別の話。
「なんとか近場の人にアピールする方法はないかなぁ」
そう考えた末、次に向かいやすいのは地方中小企業が発行している「地域フリーペーパーに広告を出す」という方法。
こちらも意外と高額な料金を取られるのですが、そもそも地域フリーペーパーの購読者数をご存知でしょうか?
配布数が多くても読んでもらえなくては意味がありませんよね。
そのような多方向からの視点や情報を考えず、ただ「人目に付くかもしれない」で高い広告料金を払うのは自殺行為です。
「広告にお金を払い続ければ人が来て儲かる」
そんなシンプルな状況はずっと昔に過ぎ去り、今はもうありません。
10年後も生き残る美容室はネットでの情報発信に強いのが当たり前になる
今はInstagramやTwitterといったSNSが人気ですし、スタンダードだと思いますよね?
私もお客さんから「今はどこの美容室もInstagramでカットモデルの写真を発信したり、お店の強みを発信してます。私もやるべきでしょうか?」と相談を受けます。
結論から言えばやったほうがいいです。
しかし、闇雲にやっても効果は薄いですし、なんとなくSNSをやれば集客できるなら世の中大繁盛ですよね?
集客のキモは「いかに見込み客にアピールして選んでもらうか?」なので、時と場合によって「写真や短文だけのスピーディーなアピール(SNS)」と、お客さんの悩みに寄り添った長文でわかりやすい、親切心のあふれるアピール(ホームページ)の両輪で行くのが強いと思っています。
実際に私の顧客も「SNSだけ」とか「ホームページだけ」という方はおらず、それぞれのメリット・デメリットを考慮して使い分けているのが現状。
また、美容室も店舗ホームページがあることで個性やウリをアピールできますし「無いより有る方が100倍良い」でしょう。
とはいえ、注意してほしいことが1つ。
ウェブ制作会社や個人ウェブデザイナーにホームページの制作を依頼すると高確率でボラれます。
特に美容師さんは「おしゃれなデザインなら効果がなくてもOKを出す率が高く、簡単にボッタクれるので大して使えないカッコだけのホームページを売られやすい」です。
私もウェブデザイナーだった手前、こんなことを言うと批判を受けそうですが、相当凝ったデザインじゃなければ今はテンプレートを購入して作れる場合がほとんど。
それに、凝ったウェブデザインなんかあなたのお店にくるお客さんは1ミリも求めてない。
お客さんが求めているのは「このお店で私がカッコよくor綺麗になれるのか?」とか「髪の悩みを解決できるのか?」ですよね???
そもそも本当に店舗のホームページを作って集客できるの?
ホームページを作っても無駄?
「広告を頼りにしないで自分のお店のホームページを持とう」
そう考える人は当然いるでしょう。
しかし「制作会社にウン十万払ってホームページを作ったけど、全然人が来なくて今は放置してる」という美容室オーナーもいます。
既にこういう話を聞いたことがある人は諦めているかもしれませんね。
でもそこで「やっぱホームページはダメか」と諦めてしまったら?
本格的に「待つ」しかできないんですよね。
それともチラシを刷って街頭で配りますか?汗水垂らしてポスティングにでも行きますか?
他人の言葉はあくまで他人の環境や状況で起こったこと。
あなたの場合は違う結果になる可能性だってあるのです。
同じ結果になるなら、わざわざ独立開業してお店を持つなんて考えもありえないのですから。
ホームページは運用次第で十分あなたのビジネスに役立ちます。
ホームページは自分で作れる。というか、自分で作れるようになりましょう!
突然ですが、制作会社にウン十万払って作ってもらう時代は終了しました。
フリーランスのウェブデザイナーなどにウン万円で頼む時代も終了しました。
これからは自分で用意して、自分で管理・運用していく時代です。
なぜなら、昔に比べて「自分のウェブサイトを持つ」というハードルは格段に低く、簡単になったから。
素人でも少し知識を付ければそれなりのサイトが持てるのですね。
制作会社やフリーランスのデザイナーに頼むべきは「自分で用意できないレベルのホームページ」でしょう。
そして、そういうレベルに達していないとお客さんにウケないか?というと・・・。
プロに頼んだのに「全然人が来なくて今は放置してる」と言っているオーナーがいましたね。
大事なのは「ホームページの見た目レベル」ではないのです。
冒頭でも書きましたが、これは本質的な話なので頭の片隅に入れておいてくださいね!
オシャレ重視で中身が乏しい「カッコだけの店舗ホームページ」を知っておいて損はない
今更ですが、この記事を書いている人間は元デザイナーです。
印刷物のデザインもウェブのデザインも両方やっていました。(プログラムを書いたりもしていました)
過去形なのは辞めたからですね。
じゃなければ「デザイナーにウン万円で頼む時代は終了しました。」なんて言いません。
でも、現役でやっていた頃から本音ではそう思っていましたし、今本音で書いてます。
美容師さんってオシャレ好きなので、デザイナーのやりたいデザインと合致しやすいんですよ。
だから尖ったデザインやオシャレなデザインに決まりやすいのですが、残念ながら中身がないのです。
中身とは?文章ですね。
- お店の説明(店長あいさつ)
- 施術メニュー
- カット例(写真)
- アクセス(地図)
- お問い合わせ
これらの基本的な情報は必要ですが・・・これで完成とするのは制作側の都合です。
もちろん放置していい訳もないのです。
ホームページはお店と同様にずっと更新し育てていくのが基本。
擁護しておくと制作会社やデザイナーは商売として「ホームページ制作」はしますが、その後の面倒まで見る義務はありません。
それをしてもらいたいなら別料金として発生するのが普通ですよね。
でも、髪の知識やお客さんの悩みを1番理解できるのは美容師ではないでしょうか。
少なくともホームページを作っている制作会社やデザイナーではありません。
そのため、ホームページを育てる事に関してもその事業に携わっている人間が行った方が良いと考えています。
- 「ホームページは人を連れてきてナンボ」
- 「お店の事を知っているのはお店の人間だけなのだから、全部自分達でやったほうがいい」
これがデザイナーを辞めた私がおすすめする最善の方法です。
ホームページの更新とは?いつまで中身の乏しい日記を書き続けるのか
ホームページによっては中にブログを置いて更新性を確保していたりします。
なぜなら、さきほど箇条書きした基本的なページは一度決めたらほとんど変えないですよね。
でもホームページとしては「定期的に有用で新しい情報を発信している」ほうが良いのです。
そのためブログのカテゴリーを作っていたり、無料のブログをリンク(ほぼ意味は無いのですが)している所も多いですね。
しかし、意味以前にどれもこれもが中身の乏しい日記を永遠と書き連ねているのです。
例えばこのような日記を書いていたら危機感を持つべきでしょう。
今日は◯◯ですね。(Xmasとかイベント名が入る)
私はお仕事なので◯◯に行けないのですが、みなさんは◯◯を楽しんでますでしょうか?
そういえば今日はお店でこんなことがありました。
〜中略〜
明日は雨が降るそうなので傘を忘れずに。
△△(店舗名)では◯日から割引キャンペーンを行ってます。
ご来店をお待ちしてま〜す。
これでも一応「更新」された事にはなりますが、さして評価はされず何の影響も及ぼしません。
(誰から評価されるのかについては後ほど説明します)
このような内容が許されるのは芸能人やタレントなど「(読者から私生活すらも興味を持たれる)知名度のある人間だけ」だと覚えておきましょう。
更新するなら見込み客がくるような記事を書きましょう
今ではライバル店どうしの物理的な距離も近いですが、大体が地域で散らばってるはずです。
例えば東京都の中でも世田谷区や八王子市があって、さらに細かい地域名(◯◯町)などがありますよね。
「その地域に住んでいる人なら「地域名 + 美容室」でネット検索するかも」って考えたことありませんか?
HPBのシェアが高いとはいえ、どうでもいい日記を書くくらいなら「地域名 + 美容室」で自分のお店が引っかかるような記事を書く努力をした方が100万倍意味があります。
「具体的にどういう記事内容なら検索に引っかかるの?」と思われるかもしれませんが、様々な要因が複雑に絡まっているため一言二言では言えません。
自分で書き積み上げていくこと、検索上位に表示されている記事を勉強することが感覚を掴む近道です。
参考までに「地域名 + 美容室」を検索する人の事を考えてみましょう。
このキーワードを意図をそのまま受け取ると「この地域にはどんな美容室があるのか知りたがっている」と解釈できます。
しかし、その問いには様々な続き(意図)がありそれらを想像・推測できないといけません。
- 30代の男でも気軽に入れる美容室かどうか?(女性が多い所は入りづらいな)
- 徒歩で行くから行きやすい場所がいい
- 私と一緒に子どものヘアカットも頼みたい(そういう対応できる?)
- あまりお金をかけたくないけどオシャレな美容室で切ってもらいたい・・・などなど
検索者は「地域名 + 美容室」で納得した検索結果が得られない場合、さらに追加のワードを入れて再検索します。
「地域名 + 美容室 + 縮毛矯正 + おすすめ」
ここまでくると検索者の「本当の目的」が掴みやすくなりましたよね。
検索者は縮毛矯正のウデが良い美容室を探していたのです。
こういう推測を立てたら「他の美容室より縮毛矯正が上手な理由」を先回りして記事にすること。
「お客さんとなりうる人はどこにいて、何をしているか?どんな事に悩み、何を調べているか?」
インターネットで集客を行うには「見込み客の思考を掘り下げて、先手を打つ」ことが大切です。
もちろん検索上位に載らないと見てもらえないですが、そもそも検索者の意図に沿った記事を書けなければ話になりません。
「今日はお店でこんなことがありました〜」
先ほど例で出した「日記」が私たち一般人にとっていかに無価値なものか実感していただけたのではと思います。
これら一連の取り組みをSEO(えすいーおー)と言うのですが、専門用語は知らなくても別に良いでしょう。
ホームページで集客するために
小さなことで1番を取ろう
その地域で1番になったり他がやってない事をやると見えてくる景色もあります。
- 子連れで来店するならこの店が1番(もちろん根拠があり中身も伴っていること)
- 美容室なのにカフェ顔負けのオリジナルコーヒーが無料で飲める(オーナーがコーヒーに詳しくなること)
上記はあくまで例えなので既にやっている美容室もたくさんあるでしょう。
何を言いたいのかというと「上手に施術できて当たり前」の美容師・美容室がカットやパーマの技術を売りにしても大した差別化にはならないのです。
逆に当たり前の事でハードルを上げてお客さんに期待値以下の仕事をした時には2度目はありません。
(ただ、くせ毛・縮毛矯正など悩みが深い内容であればその地域一番店としてアピールする方法は有効)
何か1つ、その地域の美容室などが大体的にやってないことに狙いを定めてひたすらそれを発信することが大切です。
美容室で取りに行けないならヨソから
「今スグに髪を切りたいと思ってる人を連れてこよう」
それが1番ですが、どの美容室もそう思ってる訳ですからそう簡単にはいきません。
でもだからといって諦めてしまいますか?
やれる事をやった上で他にもチャレンジしてみる気持ちが大切です。
例えば先程の「美容室なのにカフェ顔負けのオリジナルコーヒーが無料で飲める」というサービス。
ホームページでは「オーナーがひたすら地域のカフェに足繁く通い雰囲気やレビューを丁寧に発信している」としましょう。
「美容師直伝!美味しいコーヒーの淹れ方」なんて記事があっても面白いかもしれないですね。
しっかり検索結果に載ればカフェ好きがホームページのカフェレビューを見つけてくれるかもしれません。
「美容室なのにカフェ顔負けのオリジナルコーヒーが無料で飲める」という謎のサービスを知ったら気になる人もゼロではない可能性があるでしょう。
そこからつなげて「カフェ好きやコーヒー好きが集まる美容室」なんてのも風変わりな美容室として話題になるかもしれません。
「月に1回、趣味を語らい合いながら髪を切ってもらえるお店」
私なら自分の趣味と合致していたら行ってみたいなぁとは思いますが、いかがでしょうか。
美容師の話をウザいと感じる人の気持ちを考えてみると「興味がないのに会話をしなくてはいけない苦痛」を感じているからかもしれません。
これは別に「この通りにやれば上手くいく」と言っている訳ではないですよ。
美容室のホームページだからといって記事の内容を髪の話や美容にこだわる必要はないと考えてこのような例にしただけです。
例えばホームページを持つ美容室すべてが「ヘアケアの知識やヘアセットの知識をブログ記事にする!」としたら?
王道なので入れて押さえておきたい内容ではありますが、ネットの世界でもより熾烈な順位争いが予想できます。
だからこそ、王道もある程度押さえつつ、違う方向から攻めて見る柔軟性が功を奏すかもしれません。
話は逸れますが、美容室に置いてある本って大体「当たり障りのないモノ」と決まってますよね。
- ヘアカタログ
- ファッション雑誌
- 女性週刊誌
- 生活系・家電系雑誌
こじんまりした理容室なら漫画とかも置いてますが、私はもっと偏ってもいいんじゃないか?と思います。
ヴィレッジヴァンガードというお店をご存じでしょうか。
「遊べる本屋」をコンセプトに本以外の雑多な小物を本などと関連付けてレイアウトしている不思議なお店です。
そこにくるお客さんは特定の本を買いにに来た訳ではありません。
「新たな発見や出会い」を求めて足を運ぶのですね。
美容室もまた、髪を切る以外に「新たな発見や出会い」を求める場となりうるのではないかと思います。
ホームページは無料が良い?有料が良い?
ここでやっとホームページを無料でつくるか否かの話になりました。
ここまでで4,000文字ちょっとあるのですが、中身とはこういうことです。
私は自身が今まで経験・実践してきた事を「ホームページを美容室の集客に役立てたい」という人に向けてひたすら考えを書いてきました。
美容室に限らずとも違う業種に置き換えて考える事もできるでしょう。
しかし「だからこの記事が100%役に立つ価値のあるものだ」なんて傲り高ぶったことは思っていません。
ただ、ここまで読んでもらえたなら多少知らない事が書かれていたからだと思いますし、僅かながらでも役立っているのでは?位は思います。
文字数が多ければ良い訳ではないものの「ただの日記」とは違うことを知ってもらえたのではないでしょうか。
無料サービスは何が起こるかわからない
まだ売上が大きく立たないうちはなるべくお金をかけたくないものですよね。
正直無料で使える所は無料で賄って問題ないと思います。
ただ、大企業が提供している無料サービス(主にブログ)は企業側の判断1つで消されてしまう可能性もあるのですね。
広告が大量に表示されるなどで見る側のお客さんにもイメージが悪いのです。
無料には無料なりの問題点があり、どこかでその代償を支払っているということ。
そのため私は「アメーバとかの無料ブログを使わずに自分のホームページを立ち上げる」ことをおすすめしています。
「そんなこと、パソコン素人の人間でもできるのだろうか?」
少しでも覚える気があれば全然出来ますし、このサイトがマニュアル的な存在になれればと思っています。
もちろんホームページを用意するためにゼロ円とはいきません。
- 毎月毎月、数十万掛けて広告を出し続ける
- 制作会社やフリーランスデザイナーに丸投げして放置or管理費を払い続ける
それらに比べるとだいぶ安いですし、自分で運用できるぶん気持ちも楽でしょう。
大体どれくらいでホームページを持てるの?
では自分で運用するホームページはどれくらいの価格で持つことが出来るのでしょうか?
下記をご覧ください。
- レンタルサーバー代・・・およそ月額1,000円〜2,000円
- ドメイン取得料・・・およそ年額1,200円〜3,000円
- ホームページのテンプレートテーマ・・・およそ10,000円〜20,000円
テンプレートテーマは一度買えばそれ以降お金はかかりませんし、毎月の固定費も馬鹿高い訳ではないですよね。
ここで専門用語が色々並んでしまいましたが、1つずつ説明していきます。
レンタルサーバー代・・・およそ月額1,000円〜3,000円
「自分で自由にできるホームページ」を持つためには、ホームページのデータを保存しておくサーバー(箱)の契約しないといけません。
無料ブログなどは、無料ブログサービスを運営している会社のサーバーにブログのデータが保存されているのです。
サーバーは年中ほぼ無休でインターネットと繋がっているため、そこに置いておいたデータを不特定多数の人に見せることが可能。
「自分でサーバーをレンタルして他の人も見れる状態でデータを置いておく」これがホームページの仕組みですね。
レンタルしたサーバーはパスワードなどで契約者しか触れないようになっているため、本来赤の他人は好き勝手にできません。
しかし、そういう仕組みを熟知した悪意のある人間もいるため100%安全ではないのです。
現実でも部屋を借りたら契約者以外は部屋の中に入れませんが、泥棒はあの手この手で侵入しようとするのと同じことですね。
そのため「セキュリティーに強いレンタルサーバー」などもあり、家(物件)だと思ってもらって構いません。
レンタル料はピンからキリまでありますが、月額1,000円〜3,000円くらいのグレードがおすすめ。
ドメイン取得料・・・およそ年額1,200円〜3,000円
ドメインとは最後が「.com」とか「.net」「.jp」などで終わる文字のこと。
自分のホームページを見るために必要な「住所」的役割を果たします。
現実でも自分の部屋に友人を招こうと思ったら、住所を教えますよね?
ホームページも住所がないと「自分のホームページはこれだから見てみてね!」と言えません。
また、インターネットで調べ事をする時に、Yahoo!やGoogleの検索ボックスに文字を打ち込み検索するはずです。
上記はGoogleで「美容室の集客方法」と調べた検索結果画面ですが、日本語タイトルの下に「.com」とか「.net」「.jp」の入った文字列がありますね。
これがドメインです。
例えば自分のお店が「ヘアーサロン(hairsalon)」という店舗名だったら「hairsalon.com」とか「hairsalon.net」というドメイン名でホームページを持てるということ。
(ドメイン名は早いもの勝ちなので100%好みの文字列で取得できる訳ではありません)
「じゃあYahoo!(ヤフー)やGoogle(グーグル)はなんのためにあるの?」というと、莫大なホームページの中から検索者が求めている情報を素早くピックアップするために存在しているのですね。
何を元にピックアップしているか? というと厳密に言えば色々あるのですが、一言でいうなら「中身」です。
「大半の美容室サイトがオシャレ重視で中身が乏しい」の項目で散々中身のことを言っていたのはこのため。
オシャレなホームページは大いに結構ですが、見込み客が検索したとき上位に表示されないと「お店や自分のことを全く知らない人に知ってもらう」上で意味がないのです。
お店や自分のことを全く知らない人に知ってもらえるのがホームページの最大のメリットですよね。
私がここまで詳細に書いているのも「私のことを知らない、ホームページを使って集客したい人」に検索で見つけられたいがためなのです。
もし今あなたが集客したいと思っていて、私の事を知らないなら「このホームページは集客に成功している」と言えるのですね。
「あなたが検索をしてこの記事を見に来た」これこそが私のお見せ出来る集客実績となります。
だいぶ話が逸れてしまいましたが、ドメインは月額ではなく年額で管理するもの。
およそ年1,200円〜3,000円の範囲で収まるでしょう。
月額換算すると月100円〜250円程度とかなりリーズナブルな価格です。
ホームページのテンプレートテーマ・・・およそ10,000円〜20,000円
最後にホームページのテンプレートテーマです。
これは一言でいうと「洋服」でしょうか。
洋服は人やペットに着せるものですが、こちらは「システム」に着せる洋服。
サーバーというお家の中に、WordPress(ワードプレス)という「ブログやホームページの元となるシステムさん」を住まわせてあげます。
そして、そのシステムさんにテンプレートテーマという洋服を着せてあげるのですね。
この洋服こそがホームページの見た目(デザイン)ということ。
これを着せてあげればホームページは8割完成したようなもので、あとは「中身」を入れ続けていく作業になります。
制作会社やデザイナーが行っているのは「家や住所の取得から洋服のオーダーメイドまで」といった感じでしょう。
でも、自分で家や住所を取得して既製品の洋服を買って着ればそこまでお金はかかりません。
- オーダーメイドの服を着ている人じゃないと仲良くなりたくない
- オーダーメイドの服を着ている人は信用に値する
そんな人が現実世界にいないように、ネットもそういう事が大事なのではなく「中身」なのです。
でも「中身が大事」といって無料ブログ(アメーバ...etc)や無料のメールアドレス(ヤフーメール、gmail...etc)などなんでもタダで済ませているのは問題。
人によっては「お金をかける余裕がないのかな?(儲かってないのかな)」と勘ぐられてしまう可能性もゼロではありません。
それ以外にも無料で済ませるデメリットは先程説明した通り。
大半の人は小奇麗なホームページを見たら「制作会社などにお金を払って作ってもらったのだろう」と思うでしょう。
でも、実はローコストかつ自分で用意することができるのですね。
自分でホームページを作ってみよう。
【第一ステップ!】まずはレンタルサーバーを借りてみよう!
「でも何をウリにするかとか決めてないし・・・まだ覚えるのは早いかも」
「やらない理由」をつけては、いつのまにか消えていった人を数多く知っています。
「考えてから動くのではなく、動きながら考える」のはどうでしょうか。
個人的な経験からくる感覚でしかないのですが、逆にじっくり考えた人は結構リスクのある行動をする時もあります。
「コレに決めた!」とばかりにドカンとお金をかけて大失敗するなど・・・。
でも「リスクの少ないところまでパッと動いて、そこから考えよう」とすれば緊張感を持ちながら進めるのですね。
ホームページを持つリスク、維持するリスクは自分でやれば限りなく小さいもの。
- レンタルサーバーを借りる
- ドメインを取得する
レンタルサーバーの契約には初期費用で2000円程度かかる所もありますが、ドメイン取得と含めたって1万円もかかりません。
あとは月に1,000円程度かかりますが、事業で失敗することに比べたら可愛いものですよね。
レンタルサーバーを契約しドメインを取得したら、次のステップがこちら。
- WordPress(ワードプレス)をサーバーに入れる
- 購入したテーマを着せてあげる
- ワードプレスにお店の情報などを入れて自分で更新していく
ここまで来てみたら「なんだ、大したことなかったじゃん」と思うはずです。
自分でホームページをコントロールしている事に嬉しさも感じられるでしょう。
その後で「どうやってお店の広告塔として有効活用しようか」と考えても全く遅くはありません。
もちろん、発生している月額はレンタルサーバー代と、年間1500円程度のドメイン代のみ。
あとがき
中身の2歩手前で止まってる人を抜き去るために
この記事では「中身」という言葉をよく使いました。
「中身」への取り組みを始めるまで、その1歩も2歩も手前の所であーだこーだ言っている人が多いと感じるのです。
そんな所で歩みを止めている暇はありません。
ホームページなんてものはサクッと用意して「中身」を作ることにたっぷり時間をかけて欲しい。
そう思いながらこの記事を書きました。
余談ですが、ここまでで10,500文字くらいです。
最後まで読んでいただいた方へ、お疲れ様でした。
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